白髪をちらほら発見するようになるとショックで「なんでわたしだけ?」と思ってしまいますが、みんなきれいに染めてるからわからないだけで、意外と同年代の人も白髪に悩まされているのかも。
白髪が生え始める年齢と、白髪染めを始める年齢について調べて統計調査の結果をご紹介します。
目次
白髪は何歳から生える?初めて白髪を見つけた年齢
まずは白髪が生え始める年齢について。
ホーユー株式会社が実施した調査結果を見つけました。
「白髪に関する意識調査」
・調査方法 : インターネットアンケート調査
・調査実施機関 : 株式会社ネオマーケティング
・調査実施期間 : 2017年9月26日~9月28日
・対象地域 : 全国
・対象者 : 20歳~59歳女性 計600名
20~59歳の女性600名を対象に実施したものです。
「あなたは自分の頭髪の中に白髪を見つけた経験はありますか。」という質問に対して、「ある」と回答した女性が76.3%。
「ある」と回答した人に「あなたが初めて、自分の頭髪の中に白髪を見つけたのは何歳ごろですか。」と尋ねたところ、次のような結果となりました。
30代で初めて白髪を見つけた女性がもっとも多く36.6%
20代が23.8%
20代未満が13.8%
ちなみにわたしは中学2年生で初めて白髪を見つけました。
今考えるとストレスが原因だったのかなと思いますが、周りに白髪が生えてる友達なんていなかったので「こんなことあるの?」と当時はすごく驚きました。
でも、調査結果をみると「20代未満」で白髪を見つけた人も13.8%いて、10代の白髪は決してレアケースではないのだなと、なんだか安心しました。
平均的には30代というところでしょうね。
あなたがもし30代で白髪を見つけたなら、それは普通のことです。
認めたくはないですが、加齢によるものでしょう。
それより早く、つまり10代や20代で白髪を見つけてしまった場合は「若白髪」でしょう。
加齢ではなく、ストレスや栄養不足、遺伝など何らかの原因があるはずですし、遺伝以外の原因については改善して今からでも白髪を黒髪にしていくことは十分可能です。
実際、わたしが中学生のときに見つけた若白髪は、その後気にならなくなりましたし、「先の方が白で根元が黒」という髪も何度かみつけたことがあります。
白髪染めを始める年齢は?
初めて白髪を見つけた年齢はわかりましたが、白髪を1~2本見つけたくらいでは白髪染めをしようとは思いませんよね。
抜いたり切ったりして対処すると思います。
抜いたり切ったりでは対処できないくらい白髪が増えて目立ってくると、いよいよ白髪染めを考え始めるわけですが、実際のところみんな何歳くらいから白髪染めを使い始めているんでしょう?
リクルートライフスタイルに「白髪に関する意識調査2018」という興味深い調査結果があったのでご紹介します。
先ほどのホーユーの調査は女性限定でしたが、こちらの調査は男女別の結果が出ていました。
男性の場合
- 白髪が気になりだした年齢: 平均37.9歳
- 白髪染めを始めた年齢: 平均40.4歳
女性の場合
- 白髪が気になりだした年齢: 平均41.3歳
- 白髪染めを始めた年齢: 平均41.9歳
男女とも、年齢的には意外と遅い…という印象を受けました。
ただ、これはあくまでも平均なので、実際には20代や30代でも白髪に悩んで染めている人はたくさんいると思います。
同じ調査に年代別の結果もあったのでご紹介します。
男性の場合、白髪のある人のうち染めている人の割合は、すべての年代で3割前後という結果でした。
女性の場合は、20代で白髪のある人のうち33.3%が白髪染め(ヘアカラーを含む)をしています。
30代では52.8%、40代では75.4%、50代では87.5%、60代では85.0%
という結果でした。
白髪染めを始めるタイミングは遅いほうがいい?
白髪が多くなってくると見た目の印象がとても老けて見えるので、やはり染めずにはいられませんよね。
女性の場合は特にそうです。
でも、数本チラホラと発見する…というレベルならまだ早いかなという気もします。
白髪が何割ぐらいになったら染めるべき?
美容師さんに聞いてみたところ、白髪染めをするタイミングは、白髪が髪の毛全体の約30%を超えてからがいいといわれました。
白髪が1割や2割でも気になって染めずにはいられないと思うのですが、美容師さんが言いたいのは「なるべく遅い方がいい」ということみたいです。
白髪の生える量は個人差がありますし、生えてきたのが目立つ場所か隠せる場所かにもよるので一概には言えません。でも、気になってすぐ染め始めるのではなく、できるだけ遅いタイミングで始めた方がいいようです。
白髪染めのタイミングはなぜ遅い方がいいの?
なぜできるだけ遅い方がいいのかというと、白髪染めは頭皮や髪の毛にかなりのダメージを与えてしまうからです。
そして一度使い始めると定期的に染めなければ白髪を隠すことができなくなってきます。
長年にわたって頭皮や髪の毛にダメージを与え続けなくてはいけなくなるため、できるだけ遅いタイミングで始めた方がいいんです。
ヘアカラーや白髪染めが髪や頭皮にダメージを与えるというのは何となくわかりますよね。
明らかに髪がパサパサに痛んできたり、髪が細くなったり、地肌がヒリヒリしたり。
でもそれだけじゃないんです。
ジアミンアレルギーって聞いたことありませんか?
白髪染めやヘアカラーに含まれる「パラフェニレンジアミン」などの酸化染料が原因で起こるアレルギー性接触皮膚炎のことです。
頭皮が赤くただれたり、顔やまぶたが腫れるといった症状があります。ひどい場合は呼吸困難などアナフィラキシーショックを引き起こすこともあるんです。
一度白髪染めをして大丈夫だったからといって安心はできません。
何度もヘアカラーや白髪染めを繰り返すことでジアミンアレルギーを発症するリスクも高まっていくんです。
白髪は染める・・・けど8割が髪や頭皮へのダメージを心配
もう1つ興味深い調査結果を紹介します。
こちら、オレンジページくらし予報の「白髪と白髪対策」についての調査結果です。
白髪対策として「ヘアカラーやヘアマニキュアなどで白髪を染めている」と答えた人が62.2%。
なのですが、「白髪染めは髪や頭皮にダメージがありそうと感じている」という意見が80.4%も。
でも白髪が気になるからなんとか隠したい…というときは
特に女性の場合は、白髪をそのまま放置しておくというのはなかなか勇気がいることです。
今でこそグレイヘアが流行ってきて自然体の白髪が認められつつありますが、それでも白髪がかなり多くなってからでないと。
草笛光子さんみたいな美しいグレイヘアならステキだけど、黒髪にまばらな白髪という状態はやはりみすぼらしいかな~と感じてしまいます。
とはいえ、白髪染めはアレルギーやかぶれ、髪のダメージなど不安なことばかり。
そんな時におすすめしたいのがカラートリートメントです。
先ほどの、オレンジページくらし予報の調査結果でも、カラートリートメントに興味をもっている人が多いことがわかっています。
シャンプー後にトリートメント代わりに髪になじませるだけなので、不器用な人でも失敗がありません。
何より、刺激のない安全な染料を使っているので、染めるたびにビクビクする必要がないんです。
ヘアカラーや白髪染めのように長持ちはしないけど、週に1~2回使えば色をキープできるのでとても便利ですよ。
以前は、カラートリートメントは染まりにくいといわれていましたが、最近は改良されてよく染まるものもたくさん出てきました。
いろんな種類のカラートリートメントを試してみるのも楽しいですよ♪
>>白髪がよく染まるカラートリートメントランキング!同じ条件で毛束を染めて比較しました