カラートリートメントを使ってみたけどぜんぜん染まらなかった…という経験はありませんか? 特に、髪が太くて硬い人は染まりにくくて苦労しますよね。
カラートリートメントを使う際にちょっとひと手間加えるだけで、ぐんと染まりが良くなる方法をご紹介します。
まだ実践していないものがあればぜひ試してみてください!
目次
1.しっかりタオルドライ
カラートリートメントはトリートメント代わりに使いながら髪を染められるものなので、シャンプー後に使うものが多いです。
その際、通常のトリートメントのように髪を軽く絞った後につけていくのではなく、割としっかりめにタオルドライしてからつけた方がよく染まります。
2.乾いた髪につける
しっかりタオルドライしてから使ってるのに染まりにくいという場合は、乾いた髪に使ってみてください。
濡れた髪より乾いた髪の方が断然染まりやすいです。
最初から使用方法に「乾いた髪に塗布する」と書かれているものもありますが、「シャンプー後に」と書かれたものでも乾いた髪に使って問題ありません。
ただし、髪だけでなく手やおでこ、地肌も濡れた状態より乾いた状態の方が染まりやすいので注意が必要です。
手はあらかじめハンドクリームを塗っておいたり使い捨て手袋をつける、おでこや地肌はワセリンやオイルを塗り込んでおくなど、事前に準備しておきましょう。
>>カラートリートメントが手につかないようにするコツ。おでこや地肌は染まらない?
3.ケチらずたっぷり使う
染まりにくい原因の1つに、適量を使えていないということがあります。少なめの量をがんばってのばして染めようとしても、染め残しやムラができてしまいます。
カラートリートメントごとに髪の長さに応じた目安の量が示されているので、最低でもそれくらいの量は使う必要があります。
自分は髪が太くて染まりにくいという自覚がある人や毛量が多い人は、目安の量より少し多めに使うくらいがいいですよ♪
4.ブロッキングする
目安として示されている適量を使っているという場合でも、いっぺんに塗ってしまうと染め残しや染めムラができてしまいます。
たとえば、セミロングでゴルフボール5個分という目安が示されてたとして、一気にゴルフボール5個分の量を出して頭頂部につけて全体にのばす…というやり方ではダメです。
全体を染めるのであれば、髪全体を5つのブロックに分けて、1つのブロックにゴルフボール1個分をまんべんなくのばす…という風に少しずつ染めていくとムラなくきれいに染められます。これをブロッキングといいます。
もっと細かく分けるとさらにGOODです。
たとえば、わたしが愛用しているマイナチュレカラートリートメントには「しっかりきれいに染めるコツ」としてこんな風に説明がありました。
サロンで染めるときも、美容師さんはこんな風に細かく分割して染めてますよね。
5.ヘアダイブラシを使う
カラートリートメントはトリートメント代わりに手軽に使えるものなので、トリートメントをつけるときのように手で髪につけている人が多いと思います。
それでも問題ないのですが、ヘアダイブラシを使うと劇的にやりやすくなりますし、染めムラもなくなりますよ。
ヘアダイブラシとはこういうもの。
見たことありますよね?
ブラシ(ハケ?)の方にカラートリートメントを適量のせて髪に塗りつけていきます。その後コームの方を使って何度も髪をとかすことで、隙間まで綺麗になじませることができます。
ダイソーでも「毛染めセット」として売ってますし、Amazonでも500円も出せば良いものが買えるので、1本持っておくといいですよ。
6.温める
カラートリートメントを塗った後、待ち時間の間に髪を温めると染まりが良くなります。
サロンで染めるときもUFOみたいな大きな輪っかがゆっくり回る機械を使って頭を温めますよね。温めた方が染料が髪に浸透しやすくなるんです。
家にはあんな機械はありませんから、シャワーキャップをかぶってドライヤーで温めるといいです。
・・・が、それってかなり面倒ですよね。
シャワーキャップをかぶって湯船につかるだけでもある程度保温効果はあります。
もっとしっかり染めたいという人はサランラップを巻いて、その上に乾いたタオルを巻いて、さらにその上にシャワーキャップをかぶるなど、何重にもした上で湯船につかると保温効果が高まります。
7.待ち時間を長めにする
ヘアカラーは長く置きすぎるとダメですが、カラートリートメントは長くおいても問題ありません。
使用方法にある推奨時間ではよく染まらなかったという場合は、待ち時間をもっと長くしてみましょう。10分と書いてあっても30分くらい待つんです。
小さな子供と一緒にお風呂に入っていてそんなに長く待てないという人は、入浴前に乾いた髪に塗って、シャワーキャップをかぶって家事をしたりテレビを見たりしてしばらく過ごしてからお風呂に入るといいですよ。
染料が洋服につかないようにだけ、気をつけてくださいね。
8.すすぐ前に乳化
「乳化」とは水と油をまぜること、つまりカラートリートメントとお湯をまぜることです。
いきなりシャワーでジャーっとすすぐのではなく、手に少量のお湯をすくって髪にちゃぷちゃぷとつけて揉み、少しずつぬめりをとっていくんです。
これもマイナチュレカラートリートメントの説明にあったんですが、こういうイメージです。
数分の手間がかかりますが、この一手間を加えることで、色の定着が良くなり染めムラもなくなるんですよ。
乳化をおこなった後、シャワーでしっかりすすぎます。
このときはヌルヌルが残らないよう、お湯が透明になるまでしっかりすすいでくださいね。
9.続けて3~5回使う
しっかり染めるために待ち時間を長くおいた方がいいと説明しましたが、待ち時間を長くするよりも効果的なのが、続けて繰り返し使うことです。
だいたいどのカラートリートメントも、初めて使うときは3〜5回使うようにと書いてありますよね。
今日初めてカラートリートメントを使ったらなら、明日も明後日も使うんです。
徐々に色がしっかり入ってきますよ。
10.カラー用シャンプーを使う
シリコン剤が配合されたシャンプーやコンディショナーを使っていると、髪の表面にコーティング剤がついているので染料が付きにくく染まりにくいことがあります。
ノンシリコンのシャンプーに変えて、コンディショナーは使わないようにしましょう。
染めた後の色持ちをよくしたい場合は、カラー用のシャンプーを使うといいですよ。マイルドな洗浄成分でやさしく洗えるので色落ちを防げます。