当時はあまり深く考えませんでしたが、今になって調べてみると、なぜ白髪になったのか、そしてなぜ黒く戻ったのか理由がわかりました。
【体験談】白髪が黒くなった!「白→黒」や「黒→白→黒」に
「白髪が黒髪に戻る」そんな経験したことありますか?
わたしは学生の頃経験したことがあるんです。
白髪が生えるような年齢じゃなかったので、白髪が生えたこと自体にビックリしたのですが、白髪を1本抜いてみるとさらにビックリなことが!
中には、1本の白髪が「黒→白→黒」と3色に変化しているものもありました。
全ての白髪ではなかったので「???」って感じではあったのですが「まぁいいか」と深く考えることはありませんでした。
それに、いつのまにか白髪が少なくなったのか気にならなくなりました。
今は白髪の量も多くなってきて、抜けた白髪を見ても学生の頃のような色の変化はありません。
黒くなる白髪と、もう黒くならない白髪がある
調べてみてわかったのですが、白髪には「黒くなる可能性のある白髪」と「もう黒くならない白髪」の2種類があるんです。
白髪になるメカニズム
通常、髪はメラニン色素で着色されることによって黒髪になります。
メラニン色素を作って髪に着色しているのは「メラノサイト」という色素細胞なのですが、ここに何らかの問題が生じ、着色されずに白いまま伸びでしまったのが白髪です。
何らかの問題とは、たとえばメラノサイトがなくなったり少なくなってしまった場合。あるいはメラノサイトが活動していない場合などがあります。
黒くなる白髪はどんなタイプ?
先ほど、メラノサイトがなくなったり減少したり、活動していない場合に白髪になると説明しました。
このうち、メラノサイト自体がなくなってしまったものや数が減少してしまったことによる白髪を「欠失型」と言います。
欠失型の白髪は、残念ながらもう黒髪に戻りません。
一方、メラノサイトは存在するけど活動していないために白髪になったものを「休止型」と言います。
休止型の白髪は、メラノサイトを活性化させればまた黒髪に戻る可能性は十分にあるんです。
自分の白髪が欠失型なのか休止型なのかを見分ける方法はありません。
ただ、一般的に加齢による白髪は「欠失型」が多いようです。つまり黒髪に戻る可能性は低いということ(>_<)
若白髪の場合など、加齢以外の原因による白髪は「休止型」が多いようです。
通常は欠失型も休止型もまざったような状態だと思います。
欠失型はもう戻りませんが、休止型の方はまだなんとか黒く戻せるかもしれません。
それに、今から対策しておくことで、これから生えてくる白髪は予防できます。
どうすれば白髪が黒くなる?効果的な方法
休止型は、メラノサイトが機能を休止しているので白髪になるのですが、休止している原因を改善することで再び活動を再開することができます。
メラノサイトを活性化させるために効果的な方法をいくつか紹介します。
ストレスの解消
ストレスは、自律神経の乱れを引き起こしてしまいます。
自律神経が乱れると血管が収縮し、髪を生成するのに必要な栄養素が十分に行き届かなくなり白髪になります。ストレスを溜めないように自分に合った解消法を見つけましょう。
質のよい睡眠
生活習慣も大切だと言われています。中でも特に重要なのが睡眠です。
睡眠中は成長ホルモンが豊富に分泌され、毛根を生成する毛母細胞やメラノサイトも活性化するので、質のよい睡眠は白髪の改善に効果的です。
バランスの良い食事
過酷なダイエットや偏食をすると髪やメラニン色素の生成に必要な栄養が不足して白髪になることがあります。
体の中でも髪や爪への栄養は後回しになるので、栄養が不足していると髪や爪に影響が出てきます。女性の若白髪はダイエットが原因のものも多いのではないでしょうか。
白髪によい食べ物はいろいろありますが、白髪によいからといってそれだけをたくさん食べるのではなく、バランス良く栄養を摂ることが大切です。
頭皮マッサージ
栄養をしっかり摂っていても、血の巡りが悪いと頭皮に栄養を届けることができません。
軽い運動で血行促進することも大切です。運動がキライな人、運動する時間がない人は頭皮マッサージでもいいですよ。
頭皮マッサージは、なかなか習慣化するのが難しいかもしれませんが、こまめにブラッシングするのでも頭皮マッサージになりますし、お風呂でシャンプーのときに長めにモミモミするというのでも大丈夫です。
わたしは最近、お風呂で白髪染めトリートメントを使いながら、染まるまでの待ち時間に湯船につかって頭をモミモミしています。
白髪染めが頭皮についても大丈夫なの!?とビックリしたかもしれませんが、わたしが最近愛用しているマイナチュレカラートリートメントは「オールインワンケア」ということで、白髪ケアだけでなく、ヘアケア、エイジングケア、スカルプケアまで1本で4役こなすというもの。
頭皮につかないように注意する必要がないどころか、むしろ頭皮ケアまでできるという点がお気に入りです。